【読書】「寝たりない」がなくなる本(著:菅原洋平)


睡眠に関する本は、過去にたくさん読みましたが

この本は科学的な情報をもとに

キレイにまとめられていて参考になりました。

自分が気になったところを箇条書き的に。


目覚めているとき、脳に睡眠物質がたまる。
脳にたまった睡眠物質を分解するのが睡眠。

つまり、睡眠はストックできない。

睡眠不足により分解できなかった睡眠物質を、長時間寝ることでまとめて返済することは可能。


朝すっきり起きるために…

【自己覚醒法】眠る前に「〇時に起きる!」と3回唱える。

これにより起床準備物質「コルチゾール」の分泌をコントロールできる。

これは鍛えれば鍛えるほど正確に起きれるようになるため、継続してやっていくことが大事。


メラトニン…
脳を眠らせるホルモン。

光が当たるとメラトニンがストップ。

16時間後に再びメラトニンが分泌される。


夜の眠気は朝しか作ることができない。

メラトニンの分泌増減のメリハリが重要。

朝起きて日光に当たる→メラトニンがストップ→脳が目を覚ます

→→→きちんと朝に日光を浴びておくと、夜にメラトニン分泌→眠気がくる


最高の睡眠環境を作るために
ベッドを眠るための特別な場所にする。

脳には、ある場所で行った作業を記憶し、またその場所に行ったら同じ作業がスムーズに行えるように準備して効率化を図る「フィードフォワード」という機能がある。

そのため、「ベッド=睡眠」と記憶させることが大事!

ベッドの上でスマホをいじったり、本を読んだりすることはダメ。


いい睡眠にするために…

起きる時間をいつも同じにする。

寝る時間はバラバラでOK!


正しい二度寝…

いつもと同じ時間にいったん起きて

カーテンを開け、部屋を明るくして二度寝する。


仮眠…

起床6時間後あたり(お昼頃)に

「1分間」目を閉じるだけでOK!

昼食後にくる眠気が来る前に仮眠をとる。

仮眠前に「1分後に起きる」と三回唱える。


セロトニン…
夜になるとメラトニンに変わる。

(セロトニンには他にもたくさんの役割がある。)

セロトニンの原料は、大豆製品・乳製品・バナナなどに多く含まれる必須アミノ酸「トリプトファン」。これらを食事で取ることで質のいい睡眠をつくる。


セロトニンは、
リズムのある運動をすると増える性質がある。

貧乏ゆすり、ボールペンをカチカチ、机をコツコツ叩く、指を鳴らす、うろうろ歩き回る、…

これらは、「セロトニン不足=睡眠の質が悪い」証拠。


その他

ドーパミン…
依存的なモチベーション「やらずにはいられない」を作り出す。

ドーパミンは、質のいい睡眠をつくるセロトニンの分泌を低下させる。

ドーパミンは何かに注意を向けたとときに分泌される。

また分泌が増える直前の行動を強化する性質がある。


スマホ・PCは要注意!

これは本には書いてませんが、

「寝る前にスマホ・PCに触れることで寝る時間が遅くなる」

これが自分は習慣化してます。

寝る前はこれを遮断していい睡眠を取りたい!


元気と若さを作る「成長ホルモン」を増やす要因は、
低血糖・絶食・タンパク質・運動・発熱・睡眠。

減らす要因は、

心理的ストレス・ブドウ糖・コルチゾールの分泌。


以上


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